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肺気胸の再発は予防できます!気胸を乗り越えた方法と自分で出来る予防法

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肺気胸の再発は予防できます!気胸を乗り越えた方法と自分で出来る予防法



【目次】




自然気胸イラスト


【体に異変】気胸になったきっかけ



 最初に体に異変を感じ、気胸と診断されたのは私が学生時代の時でした。お昼頃まで講義を受け、最後の授業を受けている時でした。空咳が絶え間なく出続け、風邪かなと思っていた私は飲み物を飲んでいました。

しかし、咳は一向に無くならずその回数はどんどん増えていきました。授業が終わり、車に乗って家に帰ろうとしたときに背中が痛み始め、物を落として拾おうと前かがみになると苦しくなるなど、悪化していきました。シートベルトをしているのも苦しく、何かおかしいと思いながらも窓を開けて何とか呼吸をしながら家に帰りました。

 その後、家画の近くの救急病院に行くと「胸の音を聞く限り、気胸の可能性が高いです。紹介状を書くので〇〇病院(私が住んでいる地域で一番大きな病院)に行ってください。」と言われました。そして、会計を待っている間に家族に連絡をして”肺気胸”という病気を調べました。上の方の検索結果にはイケメン病などと書いてあり、少し気が楽になったりもしました。その後すぐに局所麻酔と切開をするとは知らずに…。

 現在、気胸で悩まれている方は先に以下の記事を確認してみてください。

参考:もう落ち込まないで。肺気胸を繰り返さないために出来ること






【入院】入院中の生活と再発



 病院に着いてすぐ「急いで治療しないとさらに苦しくなる」とお医者さんに言われた私は、その場ですぐ同意書にサインをして、胸腔ドレナージのために切開を行いました。局所麻酔は意識がある中で行われ、痛みこそないですが自分の体を想像すると怖くて震えていました。処置はすぐに終わりました。私には永遠様に感じた時間も終わってみればあっという間でした。しかし、ホッとしたのも束の間、私は自分の目で見るまで右半身の異変に気づきませんでした。見たこともないような器具と太いパイプのようなもので繋がれていました。痛みはないですが、痛々しい見た目と、腕を動かすのも怖くて出来ないほどの恐怖で、テンションは下がりっぱなしでした。この時、生まれて初めて健康の大切さを確認しました。

 それからの毎日は、健康な人を羨んだりドレーンバッグを持って病院の廊下を歩いたり、抜け殻のように過ごしました。入院中のご飯にもほとんど手を付けることが出来ず、それでも栄養を取らなければ治らないと思って毎日ご飯はきちんと食べていました。入院から6日後、レントゲンで少しずつ肺が膨らんでいることが確認出来たので、いよいよ管を抜いて皮膚を縫っていきます。こちらも局所麻酔で行われます。管を入れるのに比べ、縫うのはかなり楽に感じました。そして1日寝たら退院の許可が下りました。

 しかしその1か月後、油断をして大きな声で歌ったり夜更かしをしていた私は気胸を再発してしまいました。夜更かしをした次の日、学校で突然胸が痛み苦しくなり、数分後には救急車で運ばれていました。油断をしたことで、もう2度となりたくないと思っていた気胸にあっという間に戻ってしまいました。

皆さんは、このように病院にとんぼ返りにならないよう本当に気を付けてください。






再発しないために続けていること



  それからは、もう2度とこんな苦しい思いはしたくないと健康でいたいという一心で様々なことを試しました。お医者さんに多くの質問をしたり、本を沢山読みました。そこで分かったこと、再発させないために有効と言われていることを家族の協力のもと全て試しました。
 
そんな経験から本当に有効だったことを別の記事で紹介しています。
もう落ち込まないで。肺気胸を繰り返さないために出来ることからご覧ください。

 気胸になるまでは毎日を牛丼だけで生活していました。しかし、そんな生活が続いたある日に肺気胸になりました。その後悔から今までのような不摂生な生活はしないと決めました。夜更かしはしないようにして、夜更かししてしまった次の日は早めに寝ることや、栄養のある食事を心がけて野菜やヨーグルト、根菜や大豆類を多く摂取しました。毎日白きくらげを食べて、肺を元気にすることを目標に生活しました。

 多くの事を我慢したり考えすぎたりして、ストレスを溜めてしまっていた事も気胸の原因だったのではないかと考え、今では多くの事を気にせず、他の人の意見や考え方、上司にどう思われるか、周りの人にどう思われたいかなどは考えずに生活しています。そういった生活はとても楽で、自分はこのままでいいのだと思い続けられます。そして、今では気胸になって気づけて良かったと心から思えます。

 気胸と診断された方や、治療中の方がこの記事を読んで少しでも早く私のように気胸の再発を忘れて、元の生活に戻れるように応援しております。

 もう2度と再発したくない、早く治して自由になりたい、自分でなんとかできる方法は無いのかと気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。
 関連記事:もう落ち込まないで。肺気胸を繰り返さないために出来ること




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